2007年05月23日
アタリハズレ。
ご存知の通り、グアムはアメリカの準州です。
アメリカとはいっても、距離的には日本の方が近いので、食べ物に関してはわりと日本的というか、アジア的というか、そんな感じのものが多いです。
海外に行くと食生活に困るという話を良く聞きますけど、グアムではあまり心配する必要はないようです。コンビニでは普通にオニギリやお弁当が売ってるし、地元の人が行くスーパーのイートインコーナーでは、普通にご飯が食べられます。
今回のグアム撮影旅行では、ほぼ毎日というくらい、スーパーのイートインコーナーで食事を済ませていました。なかでも、「K-マート」という大型スーパーのイートインコーナーで販売していたご飯が美味しかったです。
ひき肉とピーマンを細かく切って炒めたものがご飯に乗っていて、醤油ベイスの甘辛のタレをかけて食べるんですけど、コレがウマイ。毎日、もしくは1日おきのペースで食べてました。
3日目の朝、いつものようにイートインコーナーに行くと、お気に入りのご飯がありません。
どうやら、時間的に早過ぎて、まだ出来上がっていなかったようです。仕方ないので、違うものを食べることにしました。
とはいっても、他にあるのは、ピザ、サンドイッチ、パスタと、あまり選択肢は多くありません。
アレコレ考えても仕方なかったので、一番オナカにたまりそうなパスタにすることにしたんですけど、コレが失敗の元でした…。
とにかくマズイなんてモンじゃないんです…。
見た目は、ミートボールの入ったトマトソースなんです。でも味付けが…??? って感じなんです。全体的な味の印象としては、トマトの酸味だけなんです。ほんのりと塩味がついていますけど、それもトマトの酸味で吹っ飛んでしまいます。
まぁ、味付けに関しては何とか食べられるレベルです。しかし、パスタにはガマンできませんでした。
通常、パスタを食べる場合、フォークを使って巻きつけるようにして食べます。箸を使って食べるパスタもありますけど、大抵はフォークです。通常は確かにそうです。でも、このパスタは、そんな常識が通用しません。巻きつけようとしてフォークを回した瞬間、ブチブチと切れるんです。
かなり良く言うと茹で過ぎ、ハッキリ言えば、パスタのカタチをした物体Xです。
とにかく、水っぽくて食べれたものじゃないんです。
ボクは、食べ物を残すのがイヤなので、自分で頼んだものは残さず食べるように心掛けてます。
なので、かなりマズイものでもガマンして残さず食べるようにしています。でも、コレだけはどうしようもありませんでした…。
それでもガンバって半分まで食べたんですけど、そこまでで断念しました…。
KENさんを見ると、同じように口に合わなかったようです。半分以上残してました…。
でも、マズイと思ってるのはボクらだけかもしれません。だって、現地の人は美味しそうにパクついているんですから…。
はじめに食べたものがたまたま美味しかったからといって、どれを食べてもアタリというのはないってことが思い知らされました。
皆さんも、グアムにお越しの際は、ぜひK-マートのイートインコーナーで、ご飯とパスタを注文してみてください。ボクの言っている意味が理解できますよ♪
という訳で、アタリハズレの話でした。
2007年05月21日
バチ当たりな重り。
ガンの写真を撮る際には、被写体に光を当てるために、ミラーや白い板などを使用します。
この光を当てるミラーや白い板のことを『レフ』といいます。
光を当てるのは、被写体をキレイに見せたり、立体感を出すことが目的で、複数のミラーを使ってさまざまな方向から光を当てます。
チョッと前のKENさんのブログで、写真の撮り方が出ていたので、そちらをご覧になっている人は判ると思いますが、ボクやKENさんが撮影する際には、レフに針金のようなものを取り付けて、自由な位置に調節できるようにしています。こうすると、簡単に微調整ができて便利なんです。
この針金の下には、倒れないように重りをつけているんですけど、日本で撮影する場合は、カラースプレーの缶を使っています。適度な高さと重さがあって使いやすいんです。重ねて使用すれば、高い位置からレフを当てることもできます。
便利な道具なんですけど、今回のグアムへは持っていけなかったんです。仕方がないので、レフを立てるためのスタンドは現地調達することになりました。
グアムに到着した翌日に、街の大きなスーパーへ行って、針金は難なく手に入れられたんですけど、重りに使うにはちょうど良いものが見つかりませんでした…。
重りがないのは困るけど、ゆっくり探している時間もないので、「WORLD GUN」へ行って、なにか借りようということになったのです。
現地に到着し、撮影機材をセットしながら、理由を話して重りになる何か良いものはないかと聞くと、スタッフの方がコレが良いんじゃないかと言って、あるものを貸してくれました。
それがコレです。
チョッと判りにくいかもしれないけど、ホンモノのM1911系のスライドです。
スタッフの人には、いつも見慣れているものなので、別にどうというものではないのでしょうけど、ボクらマニアから見れば、かなりなお宝です。思わずKENさんと顔を見合わせて、スタッフに尋ねました。
「ホントにコレを重りなんかに使っていいの?」
そう聞くと、スタッフの人はニコニコしながら、
「全然OKだよ。それはもう使ってないスクラップだからね♪」
マニアにとってヨダレが出ちゃいそうなものも、お国が変わればただのスクラップでしかないことが良く判りました…。
1つひとつを見ると、ボマーのついたものや、ナショナルマッチのスライドなんかがあるんです。これがスクラップだなんて、信じられないくらいキレイです。どうもバチが当たりそうな気がしながら、ありがたく使わせていただきました。
ホンモノのスライドだけに、金属製なので重りにはバッチリでした♪
使いやすかったので持って帰りたかったんですけど、間違いなく荷物検査に引っかかってしまうので、仕方なくあきらめて置いてきました…(笑)
という訳で、「バチ当たりな重り」の話でした。
2007年05月14日
久々の更新。
ここのところチョッとご無沙汰してました。
4月末からのゴールデンウィーク進行の関係で、月末から連休明けまでスケジュールがビッチリでどうにもならなかったんです…。
しかも、連休明けにKENさんの仕事の手伝いで1週間グアムへ行かなきゃならなかったのです。
という訳で、実はこのブログはグアムから書いています。今回の仕事は、KENさんの撮影をサポートするというもので、朝から夕方まで、撮影三昧の日々でした。
現在、グアムの時間は23時30分。これから、深夜3時に空港へ行き、朝6時の飛行機で成田へ向かいます。
今回は、仕事の関係で、グアムでは老舗の『WORLD GUN』という、老舗のシューティングレンジへオジャマしました。
行ってビックリ!! 事務所内には山のようなGUNが飾られているんです。どれくらいかっていうと、とにかくスゴイ。日本のエアガンショップでもなかなか見かけることのない品揃えです。
この膨大な数のGUNの写真を撮ることが今回の仕事です。
まずは、WORLD GUNの事務所の一角をお借りして、片っ端から撮影していきます。
とにかく膨大な量なので、全てのGUNのうち、ハンドガンのみの撮影となってしまいました。
確かに、ライフルまで手をつけたら、2日じゃ終わらなくなります。
室内の撮影が終了したら、次にグアムの郊外にあるアウトドアシューティングレンジへ行って、ひたすら実射シーンなどのいろいろな撮影を行ないます。
とにかくひたすら撮影のために撃ちます。何発撃ったか判らないくらいの数です。おかげで、右手の腱鞘炎がブリ返してきました。最近は、あまりムリせず、回復に努めてきたんですけど、実銃には全く通用しないようです…。
実は野外の撮影時に、暑かったんで、シャツを脱いで上半身裸になっていたんです。グアムをナメテマシタ…。あまりの日の強さに、現在、因幡の白兎状態となっています。シャツを着ているのもイヤになるくらいです…(涙)
こんな状態ですけど、何とか無事に日本に帰ることができそうです。
詳しいことは、後日あらためてUPするつもりです。
そんな感じで、今日はこの辺で…。