楽しみながら強くなれる!田村装備開発(株)の『ガチタマTV』!
2007年03月03日
プリシーダー。
昨日、ハドソン産業のプリシーダーを撃ちました。
昨年末に発売された精密射撃競技専用銃ということで注目していたモデルです。精密射撃専用のエアガンとしては久々に発売されたモデルということで、気になってはいたんですけど、実際に手にする機会はありませんでした。
そのプリシーダーに思わぬところで出会いました。
出会った場所は、ケンさんの仕事場です。
WEB COMMANDの新製品リポート用にハドソン産業から借りたものだそうです。
さっそく手にとって眺めちゃいました(笑)
撃ってみたいなぁ…。なんて考えながらアレコレいじくり回していると、ケンさんが、
「ちょうど実射テストをしようと思ってたところだよ。良かったらtakuテストしてみてくれない?」
こちらから、撃ってみて良いですかっていう話をしようと思っていたところに、ケンさんからそう言われて、思わず超能力者かと思っちゃいました(笑)
そんな訳で、撃つ機会に恵まれたので、その際に気づいたことを書きたいと思います。
外観は、グランドマスターやAPS-3と同様、オリジナルデザインとなっています。チョッとSFチックなフォルムなので好みの分かれるところですが、ボクはキライではありません。
グリップは競技用を意識したデザインとなっています。握ってみた感じとしては、じゃっかん太いように感じました。フォルム的には悪くはないと思うので、使う場合は、自分の手に合わせて加工する必要があると思います。
トリガーはかなり特殊なカタチをしています。何とトリガーが下を向いているのです。どうしてこういうカタチになったのかは判りませんが、正直言って問題ありです。この角度では、毎回トリガーを引く位置が変わってしまって、トリガープルの感じが変わってしまいます。
トリガープル自体は滑らかでとても良い感じに仕上がっているだけに、この角度のせいで、かなり損をしていると思います。まぁ、好みもあるので、ダメとは断定できませんが、このままの状態では、問題ありだとボクは思います。
気になった点はいくつかありましたけど、その中でも、ボクが撃ってみて一番気になったのがパワーです。ケンさんのブログでも書かれていましたが、かなりパワー不足だと思いました。今回、ターゲットを4mに設置してグルーピングテストを行なったんですけど、その距離で弾がドロップするのです。はじめは弾にスピンが掛かっているのかと思いましたが、そういう訳じゃありません。単純にパワー不足で届かなかったのです。繰り返し撃ってみましたが、命中精度に関しては、精密射撃に充分使用できるレベルを持っているだけに、もったいないところです。 ただ、これに関しては、メイカーから、対策用オプションパーツが発売されているようなので、これを使用すれば解決できるようです。
全体的な印象としては、まだまだ改善の余地ありといった感じです。銃の精度は悪くないので、パワーの問題とトリガーの形状を何とかすれば、APSカップでも使えるレベルだと思います。ただ、手を加えなくてはならないので、加工技術のある人向けのエアガンといえるでしょう。
ということで、プリシーダーの実射リポートでした♪
Posted by taku
at 14:11
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